KEYER XS拡張出力

KEYER XS

KEYER XSの拡張出力について紹介いたします。KEYER XSは、KEYER XR/KEYER XR2と同じファームウェアを利用しておりますが、一部の機能(F2出力、サイドトーン用アンプ、外部PTT出力)を省略することにより、簡易化しております。ただし、将来的にKEYER XR/KEYER XR2と同等の機能が実現できるようにマイコンからの出力ポートを引き出しております。その拡張出力ポートを活用することにより、より多くの使い方をすることが可能となります。

具体的な使用方法の一例として、パソコンへの簡易接続をご紹介いたします。ユーザーの方よりKEYER XSの出力をパソコンのマイク入力に接続し、DSCWなどのモールス解析を行いながら練習をしたいとのご意見をいただきました。直接接続するようにはなってませんが、拡張出力から出ているF2 AFを利用して、接続する方法を検討してみました。このF2 AFからは、マイコンから3VのPWM出力がそのまま出力されているため、マイク入力に接続するためにはレベル調整とコンデンサにより直流をカットする必要があります。KEYER XR/KEYER XR2のようにLPF等を通じて出力することも出来ますが、今回は簡易的に接続する方法をご紹介いたします。

他のモールス解析ソフトでも動作すると思われます。このような使い方がしてみたいなどご意見がございましたら、是非お知らせいただければと思います。

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